2014年にオーデマ ピゲがル・ブラッシュの地に歴史的な建造物を建てるために開催した建築コンペにおいて、設計担当としてBIG(ビャルケ・インゲルスグループ)が選定されました。BIGは、1875年にジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲが当時のスタートアップとも言える工房を設立したブランド最古の建物に隣接する、現代的なスパイラル状のガラス製
パビリオンを設計しました。この隣り合う二つの建物は、ジュウ渓谷に深く根ざした起原に敬意を表すと同時に、オーデマ ピゲのクラフツマンシップの核にある伝統と先進性の融合を体現しています。ル・ブラッシュの地にとけ込んで建つBIGのハイコンセプトなスパイラルは、スイス・ジュラ山脈の人里離れた渓谷で毎年生み出されてきた、マニュファクチュールの技術やデザインの粋を極めた逸品に新たな舞台を提供します。